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給湯・お湯のパイプの種類とトラブル事例

【水道職人が教える】 給湯・お湯のパイプの種類とトラブル事例 

最近の給湯パイプ!給湯パイプの4つのタイプの特徴とトラブル!

みなさんこんにちは!アンシンサービス24の小林です。
今回のテーマは「最近の給湯パイプ」についてご紹介しますね。
ぜひ、ご参考にされてみてくださいね。
今回も私、アンシンサービス24の小林が、みなさんの疑問についてわかりやすくご説明させていただきますね。

お湯管の水漏れ

お客様のご自宅で、お湯の管の穴が開いてしまい、水漏れ事故になるケースが結構あります。
これが集合住宅で、管に穴が開いたら、階下漏水を起こしてしまいます。
大事になるパターンが結構あります。
どんな管をお湯の管で使っているのかというと、厳密にいうといろんな管があります。
今回は、一般的に使われている管についてお伝えします。

昔は鉄管がよく使われていました。

ただし、現在は数も減ってきたので、今回は鉄管のご紹介は省かせていただきます。

現在給湯パイプは4タイプが主に使われている

現在、給湯パイプは4タイプが主に使われています。
それぞれ鉄管から、後に開発されてきた管です。

次の章から、4タイプのそれぞれの特徴とトラブルについてご紹介します。

①被覆銅管(ひふくどうかん)

お湯の管の1つ目は「被覆銅管(ひふくどうかん)」です。
被覆銅管の構成は、表の白い部分が被覆で、中身が銅管になっています。
中身の銅管は「銅」が採用されています。
昔からのオーソドックスな管です。
ただし、この被覆銅管が一番水漏れを起こす管でもあります。
「銅」は熱伝導率が非常に高いので、以前からお湯の管に使われてきました。
また、給湯設備の中にも「銅」は結構使われています。

設備屋さんは「プリゾール銅管」という25mくらいの巻物の銅管を使っています。
プリゾール銅管であれば、曲げて使うことができるので、どんな環境でも使うことができます。

〇トラブル

最も水漏れが多いのが被覆銅管です。
ただし、新しいおうちには使われていません。
もしも穴が開いた時には、被覆をかぶっているので、見つけることが困難です。

➁塩ビパイプのお湯用(エスロンHTパイプ)

お湯の管の2つ目は「塩ビパイプのお湯用(エスロンHTパイプ)」です。
見た目は赤色の塩ビパイプです。
組み立て方は、継ぎ手に専用の接着剤を塗り、差し込んで管を継ぎ足して延ばします。
お客様からは「80~100℃もあるお湯に、このパイプ通っても大丈夫なの?」といわれますが、全然大丈夫です。

〇トラブル

古くなるとHTパイプは弾力がなくなって「パチッ」と割れてしまいます。
では、被覆銅管と塩ビパイプのお湯用は、どちらがよく使われているのでしょうか?
体幹的には、古いお宅の方であれば、被覆銅管が断然多いです。
最近は、塩ビパイプのお湯用の方も増えてきました。

➂架橋ポリ管

お湯の管の3つ目は「架橋ポリ管」です。
架橋ポリ管には、被膜カバーが採用されています。
水色が水用で、オレンジ色がお湯用となっています。
中身はポリ管になっており、水・お湯の兼用です。
基本的には60年ほど、もつといわれています。
最近のお宅は架橋ポリ管がよく採用されています。
実際的な使い方としては、水道管から屋内に入ったら分岐配管をして、床下の中を架橋ポリ管を通すというやり方です。

〇トラブル

基本的には現在のところ、私の経験則では架橋ポリ管での水漏れはありません。
ただ、継ぎ手の差し具合が悪かったことから、継ぎ手側から漏れるというのはありました。
また、エコキュートに架橋ポリ管をつないである時は漏れています。
エコキュートに架橋ポリ管はNGです。

④フレキシブル管

お湯の管の4つ目は「フレキシブル管」です。

こちらは器具同士をつなぐ管として、水もお湯も使えます。
材質はステンレス製です。
フレキシブル管は、長さを合わせて切断して使います。
両端にはナットとパッキンを入れます。

〇トラブル

古くなると、パッキンが劣化を起こして、パッキンから水が漏れるようになります。
見えるところで、使われてください。
「見える=直せる」ということです。
このように大きく分けて、4つくらいが使われています。

給湯管についてご不明な点があれば、ぜひ一度アンシンサービス24にお問い合わせくださいね。
給湯管に関するお客様のあらゆる疑問にお答えさせていただきます。

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